
こんにちは!大手学習塾元教室長の二宮です。
簡単に自己紹介します!
私、二宮は大手学習塾の元教室長です!
なんとなくで始めた塾講師でしたが、持ち前のコミュ力で生徒や保護者に気に入られて、未経験講師から2年で教室長になりました!
そんな私の経験から保護者の皆様が抱える悩みを少しでも軽減できるようなお話をしていきます!
はじめに



塾選び、絶対に失敗したくない!!
そんな保護者の皆さん、こんにちは!
大手学習塾で教室長を務めていた、二宮です。


前編では、「個別指導塾がおすすめな理由」と「複数の塾を比較検討することの重要性」について、詳しくお話ししました。
まだ前編を読んでいない方は、から、ぜひチェックしてみてくださいね!



さて、皆さんは、塾選びで最も大切なことは何だと思いますか?
もちろん、授業料、カリキュラム、合格実績など、様々な要素がありますが、私が最も重要だと考えるのは、
「教室長の熱意」 です。
なぜなら、教室長の熱意は、塾全体の雰囲気、講師の指導力、そして、子供たちの学習意欲に、大きな影響を与えるからです。
後編では、元塾講師の私が、
- 面談で「教室長の熱意」を見極める方法
- 体験授業を最大限に活用する方法
- 見落としがちな「通塾環境」のチェックポイント
について、徹底解説します!
この記事を読めば、あなたとお子さんにぴったりの塾が、きっと見つかるはずです!
1.面談では「教室長の熱意」を見極める!
前編で、複数の塾を比較検討する際には、**「教室長の熱意」**を、重要な判断基準の一つにしてほしいとお伝えしました。
なぜなら、チェーン展開している大手学習塾であっても、教室長の人柄や考え方によって、教室の方針、雰囲気、指導の質は、全く異なるからです。
残念ながら、中には、「上から言われたことを、ただこなしているだけ」「生徒の成績向上よりも、塾の売上を優先している」という教室長も、いないわけではありません。
また、「真面目すぎて、面白みがない」教室長の場合、塾全体が堅苦しい雰囲気になり、子供たちがリラックスして学べない可能性もあります。
しかし、ここで皆さん、思い出してみてください。
前回の記事で、「面談に行くと、保護者さんの不安を煽り、今すぐ入塾させようとしてくるところもある」と書きました。
これは、全ての塾がそうだと言うわけではもちろんありません。
しかし、営利団体である以上、仕方のないことでもあるのです。
でも、生徒や保護者の事を本当に思って、親身に話を聞いてくれる教室長がほとんどなのもまた事実です。
では、どうすれば「生徒と保護者の事を第一に考えている、熱意ある教室長」を見抜くことができるのでしょうか?
元塾講師の私が、面談でチェックすべきポイントを、こっそり教えます!
6つのチェックポイント
- 子供の将来について、熱く語ってくれるか?
- 「この塾で、お子さんの可能性を最大限に引き出したい」「お子さんの夢を、一緒に応援したい」など、子供の将来について、熱意を持って語ってくれる教室長は、信頼できます。
- 勉強以外の話も、親身に聞いてくれるか?
- 子供の性格、趣味、部活動など、勉強以外の話にも、興味を持って耳を傾けてくれる教室長は、子供一人ひとりを、しっかり見てくれる可能性が高いです。
- 保護者の不安や悩みに、共感してくれるか?
- 「お母さんの心配、よくわかります」「一緒に、解決策を考えていきましょう」など、保護者の気持ちに寄り添い、共感してくれる教室長は、信頼できます。
- 良いことばかりではなく、塾の課題や改善点も話してくれるか?
- 良いことばかりを並べるのではなく、塾の課題や改善点についても、正直に話してくれる教室長は、信用できます。
- 教室長の、塾講師としての経験、実績はどうか?
- 教室長自身に、塾講師としての豊富な経験や、実績があれば、指導面においても安心できます。
- 教室長の、子供や保護者に対する「愛情」を感じるか?
- これが最も重要です。面談を通して、教室長の「人柄」を、しっかり見極めましょう。
これらのポイントを意識して、教室長と話をしてみてください。
きっと、「この先生になら、安心して子供を任せられる」と思える、熱意ある教室長に出会えるはずです!
2. 体験授業を、最大限に活用する!
多くの塾では、入塾前に「体験授業」を受けることができます。
体験授業は、塾の雰囲気、講師の教え方、他の生徒の様子などを、実際に確認できる、貴重な機会です。
ここでは、体験授業を最大限に活用するための、5つのポイントをご紹介します。
(1) 事前に、塾のホームページなどで、情報収集をしておく
- 塾の教育方針、カリキュラム、合格実績などを、事前に確認しておきましょう。
- わからないことや、気になることがあれば、メモしておき、面談の際に質問しましょう。
(2) 授業の様子をしっかり聞き取りする
- 講師の教え方は、わかりやすいか?
- 授業に集中できたか?
- 他の生徒は、どのような様子だったか?
- 教室の雰囲気は、明るく活気があったか?
などを、実際に授業を受けて来たお子さんに聞いてみましょう。
(3) 体験授業の後、子供の感想を聞く
- 「授業は、わかりやすかった?」
- 「先生は、優しかった?」
- 「また、この塾に来たい?」
など、子供の感想を、丁寧に聞いてみましょう。
その際、子供の表情や、話すトーンなども、よく観察してください。
言葉では「楽しかった」と言っていても、表情が曇っていたり、声に元気がない場合は、無理に通わせる必要はありません。
ここでもしっかりとお子さんとお話をしましょう!
お子さんとできる限り話をする。これこそが学習塾に通わせることよりも大切なことです。
(4) 体験授業は、複数回受ける
- 1回の体験授業では、見えない部分も多いです。
- 可能であれば、複数回、または複数の塾の体験授業を受けてみましょう。
特に、複数の塾で迷っている場合は、「エース講師」が、体験授業を担当する可能性が高い ことも、頭に入れておきましょう。
多くの塾では、入塾前と入塾後で、担当講師が変わる可能性があります。



体験授業の先生が良かったから入塾したのに、実際の先生は違った…
ということがないように、
- 「入塾後も、この先生に教えてもらえるのですか?」
- 「講師の変更は、可能ですか?」
など、気になる点は、事前に確認しておきましょう。
体験授業を、ただ「お試し」で終わらせるのではなく、塾選びの重要な判断材料として、最大限に活用してくださいね!
3. 意外と見落としがち!「通塾環境」も要チェック!
最後に、見落としがちな 「通塾環境」 について、お話しします。
塾選びでは、ついつい「授業料」「合格実績」「講師の質」などに目が行きがちですが、「通いやすさ」 も、長く通塾するためには、非常に重要です。
特に、以下の3点は、事前にしっかり確認しておきましょう。
(1) 駐輪場の有無、または塾からの距離
- 多くの生徒が、自転車で通塾します。
- 塾に駐輪場がない場合、近くの市営駐輪場や、民間の駐輪場を利用することになりますが、塾から遠いと、雨の日などは、通うのが億劫になってしまいます。
- また、塾の近くに路上駐輪をすると、撤去されてしまい、余計な出費に繋がるケースもあります。
- 必ず、駐輪場の有無、または塾からの距離を確認しておきましょう。
(2) 帰宅ルートの明るさ
- 多くの塾では、授業終了が夜遅くになります。
- 特に、学校帰りに塾に直行する場合などは、帰宅時には真っ暗、ということも少なくありません。
- 「学校」→「部活」→「塾」と、1日中活動した子供は、体力も消耗し、注意力も散漫になりがちです。
- 帰り道に、街灯が少なく、人通りが少ない場所があると、事故や事件に巻き込まれる危険性も高まります。
- 事前に、通塾ルートを確認し、できるだけ明るく、人通りの多い道を選ぶようにしましょう。
(3) 通塾にかかる時間
- 通塾時間が長すぎると、子供の負担が大きくなり、学習効率が低下する可能性があります。
- また、保護者にとっても、送迎の負担が大きくなります。
- 自宅から塾までの距離だけでなく、交通手段や、時間帯による交通量なども考慮して、無理なく通える塾を選びましょう。
「通塾環境」は、一見些細なことのように思えるかもしれません。
ぜひ、塾選びの際には、「通塾環境」もしっかりチェックしてみてくださいね!
まとめ
後編では、
- 面談では「教室長の熱意」を見極める!
- 体験授業を、最大限に活用する!
- 意外と見落としがち!「通塾環境」も要チェック!
という、3つのポイントについて、詳しく解説しました。
塾選びは、子供の将来を左右する、重要な選択です。
しかし、最も大切なのは、「子供が楽しく学び、成長できる環境を選ぶこと」 です。
今回ご紹介したポイントを参考に、ぜひ、お子さんと一緒に、じっくりと話し合いながら、最適な塾を見つけてくださいね!
「オヤコデミー」では、今後も、元塾講師の視点から、皆さんの塾選びに役立つ情報を、どんどん発信していきます!
- 「塾の面談で、絶対に聞くべき質問リスト」
- 「個別指導塾の、種類と選び方」
- 「塾の費用、徹底比較!」
など、気になるテーマがあれば、ぜひコメント欄で教えてください!
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