【中学生の塾選び】個別指導と集団塾、それぞれの強みと弱みを元塾講師が解説!〜個別指導塾編〜

こんにちは!大手学習塾元教室長の二宮です。
簡単に自己紹介します!
私、二宮は大手学習塾の元教室長です!
なんとなくで始めた塾講師でしたが、持ち前のコミュ力で生徒や保護者に気に入られて、未経験講師から2年で教室長になりました!
そんな私の経験から保護者の皆様が抱える悩みを少しでも軽減できるようなお話をしていきます!

目次

はじめに

中学生になったし、塾に通わせたいけど、個別指導と集団塾、どっちが良いのかしら…

うちの子、人見知りだけど、集団塾でやっていけるかしら…

個別指導って、料金が高いイメージがあるけど、実際はどうなの?

中学生のお子さんを持つ保護者の皆さん、塾選びでこんなふうに悩んでいませんか?

安心してください!その悩み、よくわかります!

なぜなら、私もかつて大手学習塾で教室長を務め、多くのお子さんと保護者の方の相談に乗ってきたからです。

結論から言うと、

学校の授業についていくのが難しいと感じているお子さんには、個別指導塾がおすすめ

です。

しかし、「個別指導塾ならどこでも良い」というわけではありません。

塾選びで失敗しないためには、それぞれの指導形態のメリット・デメリットをしっかり理解し、お子さんに最適な学習環境を選ぶことが重要です。

この記事では、元塾講師の私が、個別指導塾と集団塾の違いを、前編・後編の2回に分けて徹底解説します!

前編では、個別指導塾のメリット・デメリットを、私の経験談を交えながら、詳しくお話しします。

この記事を読めば、個別指導塾の強みと弱みがわかり、「あなたのお子さんに個別指導塾が合っているのかどうか」 が、きっと判断できるはずです!

学習塾は大きく分けて2種類!「個別指導」と「集団指導」

中学生向けの学習塾は、指導形態によって、大きく「個別指導」と「集団指導」の2つに分けられます。

  • 個別指導塾: 講師1人に対して、生徒1人~3人程度の少人数で授業を行う塾です。生徒一人ひとりの学力や目標に合わせた、きめ細やかな指導が特徴です。
  • 集団塾: 講師1人が、複数の生徒に対して、一斉に授業を行う塾です。学校の授業に近い形式で、一定のカリキュラムに沿って授業が進められます。

近年、皆さんの周りでは、個別指導塾が増えていると思いませんか?

それもそのはず、個別指導塾は、現代の子供たちの学習ニーズに、非常にマッチしているのです。

では、個別指導塾のメリット・デメリットを詳しく見ていきましょう。

個別指導塾のメリット

個別指導塾のメリットは、何と言っても、生徒一人ひとりに合わせた指導を受けられる ことです。

ここでは、特に大きなメリットである「個別のカリキュラム」と「質問のしやすさ」について解説します。

メリット1:個別のカリキュラムを作成してもらいやすい

個別指導塾では、生徒一人ひとりの学力、目標、性格などに合わせて、専用のカリキュラムを作成し、学習を進めていきます。

例えば、定期テストで50点を目指す生徒と、70点を目指す生徒では、学習のポイントや、かけるべき時間も変わってきます。

50点を目指す生徒であれば、まずは教科書の基礎問題を徹底的に演習し、基本的な知識を確実に定着させることが重要です。

一方、70点を目指す生徒であれば、基礎固めに加え、応用問題にも挑戦し、より高いレベルの学力を身につける必要があります。

個別指導塾では、生徒一人ひとりの目標に合わせ、最適な学習プランを作成し、無理なく、無駄なく、学習を進めることができるのです。

また、学習習慣が身についていない生徒には、毎日の宿題の量を調整したり、学習の進捗状況を細かく確認したりすることで、無理なく学習習慣を身につけられるようサポートします。

うちの子、家で全然勉強しないのよね…

とお悩みの保護者の方も、安心ですね!

私の塾でも、学習習慣が全くなかった生徒が、個別指導塾に通い始めてから、毎日机に向かうようになり、見違えるほど成績が向上した例を、たくさん見てきました。

このように、個別指導塾では、生徒一人ひとりの状況に合わせた、きめ細やかな指導で、学習効果を最大化できるのです。

メリット2:わからない所を質問しやすい

個別指導塾のもう一つの大きなメリットは、講師との距離が近く、質問しやすいことです。

多くの個別指導塾では、現役大学生の講師が指導にあたっています。

生徒にとっては、お兄さん、お姉さんのような、親しみやすい存在であり、学習以外の悩み相談に乗ってくれることも珍しくありません。

実際に私の塾でも、生徒が講師に、学校生活の悩みを相談している場面をよく見かけました。

生徒にとって、信頼できる相談相手がいることは、学習意欲を高める上でも、非常に重要です。

また、個別指導塾では「担任制」を採用しているところも多く、毎回同じ講師が指導を担当するため、生徒との信頼関係を築きやすく、より効果的な指導が期待できます。

担任講師は、生徒の得意・苦手、性格などを深く理解した上で、指導にあたります。

そのため、生徒は安心して学習に取り組むことができ、講師は生徒一人ひとりに寄り添った、「愛のある指導」 ができるのです。

私自身、教室長として、担任講師と生徒の強い絆で結ばれているのを、幾度となく見てきました。

そして、生徒の志望校合格のために、一丸となって努力する講師の姿は、私にとっても大きな励みとなっていました。

さらに、多くの個別指導塾では、生徒と講師の性別を合わせてもらうことも可能です。

特に、中学生は、異性に対して意識し始める年頃ですので、同性の講師に指導してもらうことで、より学習に集中できる環境を整えることができます。

個別指導塾のデメリット

個別指導塾には、多くのメリットがありますが、一方で、デメリットも存在します。

ここでは、特に注意すべき「料金の高さ」と「講師の質」について解説します。

デメリット1:料金が高い

個別指導塾は、講師1人あたりの生徒数が少ないため、集団塾に比べて、授業料が高くなる傾向にあります。

一般的な個別指導塾の月謝は、集団塾よりも5000円〜20000円ほど高いと言われています。

また、夏期講習や冬季講習などの特別講習では、数十万円の費用がかかることも珍しくありません。

しかし、個別指導塾の中には、比較的リーズナブルな料金設定の塾もあります。

また、自治体によっては、塾の費用を助成してくれる制度がある場合もありますので、お住まいの地域の情報を確認してみましょう。

塾選びでは、料金だけでなく、指導内容や、お子さんとの相性なども考慮して、総合的に判断することが大切です。

デメリット2:講師の質が低い場合がある

個別指導塾では、多くの講師を確保する必要があるため、講師の質にばらつきがある場合があります。

特に、大学生講師の場合、受験を経験してから年月が経っていないため、教え方が上手な学生が多い一方、中には、「自分は優秀だったから、生徒のわからない気持ちが理解できない」 という講師がいることも、残念ながら事実です。

しかし、多くの個別指導塾では、講師の研修制度を充実させるなど、指導の質を高めるための取り組みを行っています。

私の塾でも、月に一度は必ず講師研修を実施し、指導方法の改善や、生徒情報の共有を行っていました。

また、良い講師を惹きつけるためには、それなりの待遇を用意することも必要です。そういった、講師の労働環境に気を配ることも、教室長の仕事なのです。

塾選びの際には、体験授業などを活用して、講師の質を見極めることも重要です。

また、塾のホームページなどで、講師のプロフィールを確認してみましょう。出身大学や指導歴などをチェックすることで、講師のレベルをある程度把握することができます。

さらに、口コミサイトなどで、実際に通っている生徒や保護者の評判を確認するのも効果的です。

「オヤコデミー」では、今後、個別指導塾の選び方について、さらに詳しく解説した記事を公開予定です。ぜひ、参考にしてみてくださいね!

【関連記事】
・【保存版】失敗しない塾選び!元塾講師が教える5つの重要ポイント(前編)

・【保存版】失敗しない塾選び!元塾講師が教える5つの重要ポイント(後編)

まとめ

今回は、個別指導塾のメリット・デメリットについて、詳しく解説しました。

個別指導塾は、

  • 生徒一人ひとりに合わせた、きめ細やかな指導を受けられる
  • 講師との距離が近く、質問しやすい

という点が、大きなメリットです。

一方、

  • 料金が高い
  • 講師の質にばらつきがある

というデメリットがあることも、理解しておく必要があります。

しかし、今回お伝えしたように、デメリットをカバーする方法 も、きちんと用意されています。

今回お伝えした内容を参考に、「個別指導塾のメリット・デメリット」 をしっかり理解し、お子さんに最適な学習環境を選んでいただければ幸いです!

次回は、「集団塾のメリット・デメリット」 について、詳しく解説します。

集団塾にも、個別指導塾にはない、魅力がたくさんあります!

うちの子、集団塾の方が合っているかも?

そんな発見があるかもしれません。

どうぞお楽しみに!

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